縁結びの神

 私たちの生は「縁」と呼ぶしかない出合いに左右されています。結婚相手を始め、友人知人との出合いを振り返ってみれば、必ず「なぜ?」という疑問が出てくるはずです。

 大国さまと親しまれてる大国主神は、昔から「縁結びの神」としての徳が伝えられていますが、それは男女の縁だけではありません。

 人と人との縁、成功・失敗といった”運”と思われていることのすべてを「お手ぶり」されているのが大国主神なのです。そのため、大国さまを信仰するようになってから「奇跡のような幸運に恵まれた」と言われる方は大勢おられます。

 その実例は、細矢会長が書かれた『神のこころ 霊のめぐみ』(現代書林)に数多く出ていますので、どうかお読みになってください。

大国様の教え

人の世は「気」の響き合いです。どれほど形をとりつくろっても、自分の中に相手への不満や怒りがあっては人間関係はうまくいきません。

 池に映える月も、水面が静かであれば、その姿のままに映りますが水面が波立っていれば歪んでしまいます。人の「気」も同じことで自分の心が平であれば、相手の心にも波紋を立てません。そして、そうあるための教えが、

   争う事なかれ

      謗るなかれ

         愚痴るなかれ

なのです。子どもが言うことを聞かない、人間関係がうまくいかないと悩んでいる方は、まず、この教えを実践してみてください。



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