昭和48年8月28日 
第42号
真と理のお国帰り

 今年も何事もなく出雲への「お国帰り」を果たさせて頂きました。道中九十余名の会員の上に垂れて下さった大国様のご加護に心から感謝申し上げます。こうして百名に近い会員の方々が お詣りに参加できるということは皆様が健康に恵まれ、家内が平穏無事であるからに他なりません。これは大国様が目に見えないところから守護していて下さるからです。お国帰りの意味は このような大国様の日頃の深く厚い御恩にまず、感謝申し上げることにあります。
 信仰の第一歩はまず感謝にあります。健康であるということ、また家内が平穏無事であるということ位ありがたいことはございません。皆様は人から物をいただけば、その人のところに それ相応の品物を持って、お礼に出かけていきます。
 なるほど、健康と云い、家内の平安と云い物のように目にこそ見えませんが、こんな有難い賜物はございません。それらを授けて下さった大国様のところに、暑いさ中、足代を使って、 苦を果たしつつ、感謝のお詣りに参らせて頂くことは理の当然です。それがお国帰りなのです。


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