昭和48年4月28日 
第39号
鎮魂について

 二月号でお知らせしておきましたが、三月二十六日から三十日までの五日間、神殿において、鎮魂修祓行が行われました。参加者は当初の予定をはるかに上回る二十六名となりました。 今回は大坂から大久保富久子さん、さらに高知からは北村先生のところに治療にいらしていた杉本とみ子さんも飛び入りで参加されました。また、最年少は小学校四年生の東谷明美ちゃんでした。
 古い信者さんは鎮魂ということについては、細矢先生からお話を聞いていたり、紙上で読んだりして、熟知されていることと思いますが、新しい信者さんのために、ここで、あらためて 簡単に解説いたしておきます。
 心友会で初めて鎮魂修祓行が行われたのは、昭和四十六年の六月のことです。この時、細矢先生に大国様から鎮魂の行をやりなさいと御霊示があり、同時に、そのやり方についても 啓示があったのです。私達が現在、行う鎮魂はその時の刑事にのっとって行われています。
 鎮魂の目的と効用は大体次のとおりです。まず、鎮魂の究極の目的は神の大霊の中に浴することだと言えます。人間は肉体と霊魂とから出来ています。肉体の働き、それは殊に 五感の作用としてとらえることができるわけですが、五感の働きを極力抑え、その意識面への投映である妄想や雑念をぬぐいさり、自己の内にある霊の働きを高め、つまり、霊性をめざめさせ、 自己の内なる霊性を神の冷静に感応せしめること。言いかえれば、神の清く、明るく、正しく、直い霊の働きを自己の霊に導入してくることが鎮魂の目的なのです。
 その結果として、自分が知らず知らずのうちに犯した罪や先祖が犯した罪、また罪により霊まで曇らされた状態である穢、それら罪や穢がぬぐい祓われ、かすれた霊がよみがえり、 やる気が起こってくるのです。


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