昭和47年4月17日 
第29号
御神徳のおはからいについて

 私は常日頃大国様はすべてを、お見通しであり、素直におすがり申し上げ「真理」の御心に副った生活をしている者には、悩みも苦しみも大きな袋に背負って下さる神様ですと 皆さんにお話ししております。
 新しく神殿が授かって以来日曜祭日休みなしに御奉仕させて頂いておりますが、すべてをおみとおしの神は、目をみはる様な、不思議なおはからいをして下さり、 只々御神徳の偉大さに感謝しております。お金の必要の時にはお金を、人が必要なときには人をお授け頂いておりますと先月でも申し上げましたが、又此度も土地の事で おはからいを頂きました。神殿の前の土地を求めた方が二月十五日には家を建てられる予定とお聞きして、素晴らしい見晴らしのよい景色が半分みえなくなってしまうと残念で残念でした。 けれど人様の土地の事でもあり、又「無」から「有」を生み出し大きな借財のある現在無理な願いとあきらめておりました。せめて駐車場の分だけでも確保したいと念じておりましたところ 思わぬ事から長女の娘むこが、近くの土地を購入し、前の土地の方が建築許可がなかなかおりずに困っていらしたとのタイミングよく時期が会い、交換して頂く事が出来ました。 心友会が資金が出来るようになる迄、家も建てずに押さえておいてくれる事になり、駐車場に使っていらっしゃいと云ってくれ、只々驚きであまりにも神のおはからいのありがたさに、 感謝でございます。又次女が四月から山口県の下関に嫁ぐ事になり、今まで長い間私の足になって運転してくれていただけに、すぐにも私は困ってしまう事になると皆さんも 心配してくれました。けれど私は、すべてを神に全託しておはからいに従う事に定め、何の不安もなく、不足も思わないで日々御奉仕させて頂いておりましたところ、 またまた大きなおはからいを頂き、出雲大社にご縁の深いそして運転も上手な青年が授かり大助かり致しました。出雲大社に御奉仕していた人だけに、神を信じ誠実で 神主の資格もあり願ったり叶ったりで只々感謝でございます。
 やはり神はすべてをおみとおしで助けて下さったのだと信じております。人間の智恵では予測もしえない不思議を頂く度に、尚一層お役に立てさせて頂こうという信念を強くしております。  今年も恒例の「おくにがえり」が八月六日〜九日に定まりました。毎年の如くならの大神神社から出雲へ詣で玉造で直会をして岡山へ出て新幹線で帰京する予定です。 御本家のおひざ元で沢山沢山日々のご加護を御礼申し上げ、又ご報告出来る事を今から楽しみにしております。
 どうぞ皆様も一人でも多くの方がこぞって「苦を果たして」お詣り下さいませ。


最新はこちらから


バックナンバー一覧に戻る



Copyright (C) 2000-2004 IzumoShinyuKyoukai Org. All Rights Reserved.