昭和46年12月28日 
第26号


 木の香も高い新しい神殿で新しい年を迎えて感激もひとしおでございます。神様の御神徳を感謝申し上げ心友会の皆様方の御平安と弥栄えを心よりお祈り申し上げます。 年頭にあたり皆様と共に神様にお誓いしたい事がございます。それは「真理の信仰の道」を歩んで居ります私共は「真心を形に顕わす」という事なのです。 一人一人の一日一日の生活のつみ重ねがその人の人生となるわけですから一日の生活の中の一挙手一挙動がすべて真心の形に顕われたものであって欲しいと思います。 一日の生活の中には、家族とのふれあい、他人様とのおつきあい、又思いもかけない災難やら等々でわずらわしい事も沢山出てくると思います。 つい相手を裁きたくなったり言い訳をしたりして、自分の心を素直に顕わさないですまし勝です。又自分の心ではそう思わない事を周囲の事情やらその場の雰囲気で 妥協して予って真実でないことをしてしまいます。心を形に顕わすという事の一番先は言葉です。「言葉は生命なり」と言いますが心が形に顕われた言葉で話すという事も なかなか頭でわかっていてもむづかしい事です。つい真実でない事を口にあらわしてしまいがちです。
言葉の次が行動です。一日の生活の中の行動についても、いつでも「大国様がみてて下さる。守っていて下さる」という信念のもとに、親神様のお心に添う行動が自然に出てくるように なりたいと思います。真心を日常生活の中で行じられる人が一番神に愛される人になれます。そういう人にこそ神の大いなるおはからいはお動きになるのだと思います。 一人一人の方々が真心を形に顕わす生活を積み重ねあげてゆけば、一軒一軒の家庭が平和になり、社会も住みよくなり、平和の神である大国様のお気持ちが形に顕われて、 平和な社会、世界平和へとつながる道だと信じております。どうぞ心友会の皆様方が率先して、新しい年の始めに、真心を形に顕わす生活を積み上げてゆく事が、 神の御心に添う生活なのだという信念を以って過ごしゆく事を神様にお誓いになって頂きたいと切にお願いいたします。私も皆様とご一緒に手をつなぎあって誓いを 果たさせて頂きたいと、願っております。


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