昭和44年9月1日
第4号
出雲大社 大神神社詣で

前々日まで台風9号上陸で、お天気が荒れておりましたが、当日、8月24日朝には、台風一過の秋晴れの上天気に恵まれ、新幹線で全員出発できました。
まず、三輪の大神神社に詣で、お神楽を奏上致して参りました。
総員29名の、名前を読み上げてのりとを奏上しております時、よいお天気でしたが、お神楽殿の上に、雷が鳴り渡りました。
荘厳の中に祝詞をあげていただいている神官、奏楽の神官、舞を舞っているみこ、私たちとの霊波が合致して、大神様の霊波と合流した感応がございました。
三輪神社の狭井会館で休ませて頂き、ご親切な、佐藤神官の案内で、境内を見学させて頂き、夕食時にはお心のこもった神官方のご接待を受け、心あたたまる思いで、出雲へ向かいました。
出雲大社に足を入れた瞬間、いよいよお国がえり、(お里がえり)したのだというなつかしさと、安心感でいっぱいでございました。
お神楽を奏上したあと、伊藤神官の案内で、神殿の説明を受けながら、境内を見学し、昼食後八重山にのぼり、お滝の「行」をして参りました。
宿泊所鶴山会館で夕食の後、座談会をいたしました。自己紹介から始まり、信仰について熱心なご発言がありました。
又、午前0時、八足門前にて全員お祈り致し、有り難い御霊示を頂きました。
翌朝はタクシーで日の御崎海岸に行き、山の上から海を、舟で海へ出て山を見物しました。タクシーの運転手も去年と同じ人達で、親切にして頂きました。午後、玉造温泉に伺い、これも去年と同じ所に泊り全員和やかな、なおらいの親睦会をして参りました。
伊藤神官も休みを一日奉仕して下さり、玉造まで同行して下さいました。この度のお詣りでは、それぞれの方が、大きな大口様の御霊の霊波をうけて、感応なさったことと思います。去年いらした方も去年とは違ったものをお受けになったことと思います。
毎年、お国がえりの毎に、一歩一歩大口様に近づき、大きなみたまに成長されていかれることを、私自身もしみじみと感じ、大変有意義でございました。
来年は、もっともっと修行して、「よく来たよく来たよく成長して来た」とほめられる様に、頑張りたいと思います。
末筆になりましたが、この度のお詣りで、お世話下さった、三輪、出雲の神官の方々を始め、座席の苦労もしないで楽しい旅のできた近藤様、会計のお世話をして下さった山崎様に深く感謝申し上げます。


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